「このページ、検索結果に出てほしくないのに、なぜか表示されてる…」
そんなお悩み、ありませんか?
たとえば
- テスト用のページ
- パラメータがついたURL(例:?sort=asc)
- 同じ内容なのにURLだけ違うページ
こういったページが Googleの検索結果に出てしまうと、ユーザーの混乱やSEOのマイナス評価の原因 になります。
この問題を解決するために使うのが、「noindex(ノーインデックス)」と「canonical(カノニカル)」という2つのタグです。
「noindex」ってなに?

▶ 意味
検索エンジンに「このページは検索結果に載せないでね」と伝えるタグです。
▶ 書き方
<meta name="robots" content="noindex, follow">
▶ 解説
・noindex:このページは検索結果に出さないでほしい
・follow:ページ内のリンクはたどってOK
「canonical」ってなに?

▶ 意味
検索エンジンに「このページと同じ内容の正式なURLはこっちだよ」と伝えるタグです。
▶ 書き方
<link rel="canonical" href="https://example.com/本来見てほしいページ">
▶ たとえば
同じ内容のページが複数あるとき
- https://example.com/page
- https://example.com/page?sort=asc
→ `?sort=asc` の方に canonical を入れて「評価は /page に集めて」と指示します。
なぜ「両方」使うのが重要?

noindexだけ・canonicalだけでは、検索結果から完全に除外できなかったり、SEO評価が分散してしまうことがあります。
タグ | できること | できないこと |
---|---|---|
noindex | 検索結果に載せない | 他のURLに評価を集めることができない |
canonical | 正しいURLに評価をまとめる | 検索結果に出てしまうことがある |
✅ 両方使うと
- 出したくないページは検索結果に出なくなる(noindex)
- SEO評価は正しいURLに集まる(canonical)
正しい使い方の例
<meta name="robots" content="noindex, follow">
<link rel="canonical" href="https://example.com/products">
この2つを組み合わせれば、表示されず、評価も逃さない理想的な対策ができます。
よくある間違い
- ❌ canonicalだけ入れてる → 表示されることがある!
- ❌ noindexだけ入れてる → 評価が分散する可能性あり!
正しく使い分けましょう。
まとめ:noindexとcanonicalは「セット」で使う!

状況 | 対策 |
---|---|
検索結果に出したくないページ | <meta name="robots" content="noindex"> |
同じ内容のページが複数ある | <link rel="canonical" href="URL"> |
両方の問題がある | noindex + canonical の併用がベスト |
noindexとcanonicalは、どちらか片方だけでは力不足。
必ず「両方」をセットで使うのが、正しいSEO対策の基本です!